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ショップ紹介

佐藤 守

こんにちわ。店長の佐藤守です。

数あるショップの中から、当店にご来店いただきありがとうございます。

実店舗は、1941年(昭和16年)創業の八百屋&酒屋です。

より一層お客さまに喜んでいただけますよう、努力してまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

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ホーム 自然農園ウレシパモシリ(岩手県花巻市) ウレシパモシリ 【自然卵 10個】
ウレシパモシリ 【自然卵 10個】
2024年4月15日入荷

岩手県花巻市の自然農園ウレシパモシリさんより。

青草をふんだんに食べているのでビタミンも豊富な放し飼い有精卵です。


離れてしまっていた糸が繋がりました。

毎年、夏にお伺いして畑仕事を手伝わせて頂いている函館の農楽蔵さん。
数年前、北斗市文月地区の自社畑の中で『私たち、この地でパーマカルチャーを実践してみたいと思っているんです』と。

パーマカルチャー。
パーマカルチャーという言葉は二人のオーストラリア人、ビル・モリソンとデビッド・ホルムグレンによって1970年代に提唱されたPermanent(永続性)とAgriculture(農業)を掛け合わせた造語とされております

自然と共存する人間本来の生き方とでも言いましょうか。

ふと頭に浮かんだのが岩手県でパーマカルチャーを実践しているウレシパモシリさん。
『ウレシパモシリ』とは、アイヌ語で「自然界そのもの」の意、だそうです。


農楽蔵さん『私たち何度か足を運んで勉強させて頂いてるんです』と。


佐藤商店も2010年頃まで大変お世話になっていたんです。
えごま/ごま/のり/ざらめ/プレーンなどの玄米せんべいをお預かりし販売しておりました。

ですが震災以降、離れてしまっていたんです。

そんな中、農楽蔵さんご夫婦からお話を聞いて、またいつかお付き合いを初めたいと思いながらも数年、今度は“とある飲食店さん”から『守さん!卵販売してみませんか?』と。
どこのですか?と聞くと『ウレシパモシリさんです!』と。

全身に震えと言いますか電気が走りました。

少し前に、とある料理人から『卵を探しているんですが、守さんがオススメできるのはないでしょうか?』とお話を頂いていたので。

健全な卵を佐藤商店に提供してくださっていた知り合いの農家さんに連絡を取るが、夏場はボチボチ生んでくれるが、やはり冬は全く生まなくなってしまうらしい。
量は少ないが年間を通じて同じ卵を大切に使い続けたいと言う要望と、佐藤商店としても鶏さんにも環境にも極力負担の少ない形での卵を探していたので、とある飲食店さんからウレシパモシリさんの卵を紹介してくださったのは運命を感じずにはいられなかった。


試食を貰ったので食べみる。

プリン♪と張って盛り上がった黄身。
色は淡いレモン色。
とあるワインの生産者が鶏を飼育していて生んだ卵を毎年頂くのだが、同じ雰囲気が漂う。
知り合いの農家さんの卵も近いものがあります。


ウレシパモシリ農園主の酒勾さんに電話でお話させてもらったのですが、基本は平飼いで鶏さんたちのストレスにならないように、自然に近い環境で育て、餌は海外の飼料や化学的に調合された物ではなく、自分たちの農園で栽培した米や麦、大根、南瓜などを中心に地元の食材で賄っているようです。

濃厚だけどサラッとした素朴な味わい。
ビタミン剤を混ぜたり、黄身の色を濃くさせたり濃厚な旨味を出すために色々な食材を食べさせた卵出ない事は、視覚からも味わいからも一目瞭然である。

健康な鶏さんたちが生んだ自然卵。

卵を食べて力が漲る!ではなく、安心するというか『ホッとする』といいますか、毎日口にする食材って本来こうであるべきなのでは?と考えさせられる。

とある料理人も、出汁巻き卵や茶わん蒸しで提供しているようですが、醤油がいらない。
もしくは極少量でいいですと。
質感も香りも味わいもシンプルだからこそ、そのままの卵本来の味を感じて欲しい。
そんな感じだろうか。

塩やオリーブオイルでも美味しです。


約15年は販売を続けている『松田のマヨネーズ』
ウレシパモシリさんの卵が使われているんですよ!


パーマカルチャー。
憧れであり私たち夫婦の夢でもあります。
いずれ二人でと。

ただ田舎暮らしをして本格的にはじめなくても、都会の暮らしの中でも出来る事はあると思うんですよね。庭やバルコニーの一角で野菜を育てたり、ご近所さんとのコミュニケーションだったり、通勤の移動方法で歩きや自転車を使用する、買い物はマイバックを持参するなど普段から環境に負担の少ない食材などを気にして購入すればそれも小さいながらも持続可能な取り組みが大きな繋がりとなります。

地元の農家から野菜を購入することで地域経済を循環させ、無駄や輸送費を減らすことも
可能となります。

ゴミの問題、リサイクル、地域環境、コミュニティ・・・
工夫をすれば都会でも十分にパーマカルチャーを実践することは可能ではないかと思います。

自然と私たち人間のとの関わり、そろそろ真剣に考えて良い時期なのかもしれません。

意識を持つことが大事かと。


離れてしまっていた糸が繋がりました。
雪解けしたらウレシパモシリさんにお伺いしてきます。

味や農園主の酒勾さんの言葉を代弁する事はできるが、
お伺いする事で理解できる事や感じる事やモノ、動物や野菜達の表情を見ることで、伝える言葉にも説得力が生まれるのだと思っております。

『飾らず、奢らず、偽らず』

造り手の個性や情熱、自然環境に敬意を払い、その土地の力や魅力を最大限に表現した食品やお酒を丁寧に私の言葉と共にご紹介しますので末永くお付き合い頂ければ幸いです


卵、一般の方は勿論、飲食店さんの方もお気軽にお問い合わせくださいね。



・ 販売価格

888円(税込)

・ 在庫数
6個
・ 購入数