会員専用ページ
ログイン
ショッピングカートを見る
オススメ商品
売れ筋商品
商品検索

ショップ紹介

佐藤 守

こんにちわ。店長の佐藤守です。

数あるショップの中から、当店にご来店いただきありがとうございます。

実店舗は、1941年(昭和16年)創業の八百屋&酒屋です。

より一層お客さまに喜んでいただけますよう、努力してまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

rss atom
ホーム ナチュラルワインなど ヴァレンティーニ  トレッビアーノ・ダブルッツォ 2012 白
トレッビアーノ・ダブルッツォ 2012 白
ヴァレンティーニ 
トレッビアーノ・ダブルッツォ 2012 白   

生産者:フランチェスコ・ヴァレンティーニ
生産地:イタリア、アブルッツォ
品種:トレッビアーノ100%(樹齢:3年〜60年)
アルコール醗酵期間(日数):2年(平均20か月)
熟成容器:木樽
熟成期間: 1年間木樽、3か月ボトル内
近代的な醸造方法に頼らず、徹底した畑仕事による自然な栽培と醸造。
輸入元:ラシーヌさん

コメント準備中〜!




〜生産者情報〜(ラシーヌさんより)
1632年に創立。
近代的な醸造方法に頼らず、徹底した畑仕事による自然な栽培と醸造により、
比類ないワインを生み出し続けるワイナリーです。
ヴァレンティーニの現在の名声を築き上げ、アブルッツォの枠を超えて、
イタリア中の尊敬を集めたカリスマ、エドアルド・ヴァレンティーニは
残念ながら2006年に亡くなりました。
けれども、その品質と個性の追求は、長らく共同作業に携わっていた長男フランチェスコ・ヴァレンティーニによって見事に引き継がれています。
彼は、出来の良い年にしかワインを造らず、生産する年でさえ自社畑産収穫量の20%しか使用せず、残りは他の生産者に売却してしまいます。トレッビアーノというと安価な白ワインのイメージがありますが、このワインは別格。
バートン・アンダーソン著「ワイン・アトラス・イタリア」で『世界でもっとも高貴なトレッビアーノ』と表現されています。
アブルッツォに籠もるエドアルド・ヴァレンティーニを最初に訪ねたのは、1999年の4月。ル・テロワール社を合田とともに創設・経営していた時代のこと。生産者とワインをより深く理解するための自主取材が目的で、おそるおそる「聖地」ロレート・アプルティーノにあるヴィッラの門をくぐった記憶が懐かしい。そもそも1995年、ヴァレンティーニのワインの素晴らしさを私たちに教えてくれたのは、バートン・アンダーソンであった。その経緯については、合田と共訳したバートンの『イタリア:味の原点をもとめて』(1997年、白水社)の後書きを参照されたい。例によって聞き取りにくい小声でバートンは、ぼそっとヴァレンティーニの名前を漏らしてくれた。以後機会さえあれば、イタリア各地と国内(エノーテカ・ピンキオーリ)で、モンテプルチアーノとトレッビアーノの両「ダブルッツォ」とチェラスオーロ(ロゼ)を好んで味わっては、いよいよ傾倒の度を深め、雑誌などのエッセイで紹介するまでになった。さて、面会は取材目的であったから、ビジネス上の話は一切おこなわず、エドアルドの哲学にひたすら聞き入った。書籍がとりまく知的雰囲気にみちた書斎のなかで、興がのるとエドアルドは、まるで朗誦するかのようにうねりのある節回しとよく響くバリトンで、語り続けた。同じトレッビアーノを2本開けてくれたのには恐縮したが、フルーティな味わいは、イタリアのレストランなどに出まわっていた当時のややドライな趣のものとは大違いで、スタイルの変化を窺わせた。また、オリーブオイルには、並々ならぬ情熱を注いでいることが伝わってきたので、本人言うところの「まだ試作途上品」を味わわせていただき、アブルッツォ料理のようにスパイシーで驚いた旨を話したところ、「オリーブオイルのほうがワインよりも、テロワールをよく伝えてくれる」と断言され、さらにビックリした。

〜ヴァレンティーニ再訪
さて、2007年6月、9年ぶりにヴァレンティーニ邸に乗り込んだ。すでに2007年秋から、小社とのお取引が決定した直後のことである。エドアルドは惜しくも昨年に世を去っていたが、前回会った長男のフランチェスコ夫妻が迎えてくれた。髭をたくわえて眉の辺りが盛り上がり、今やすっかり父親似の顔立ちとなった長身のフランチェスコは、かつての童顔めいた面貌が影をひそめ、精神的な成長と刻苦の跡がうかがえた。前回と同じく書斎のなかで、父君が愛用していた椅子にすわったフランチェスコは、ワインを取り巻く状況について、分かりやすく説明してくれた。
ヴァレンティーニにおいてすら、あまりの暑熱のため、ケミカルな処置をいっさいしない農法と醸造には困難がともない、モンテプルチアーノ・ダブルッツォでは2003年と2004年、チェラスオーロでは2005年に、製品化を見送ったとのことである。2007年のワインについては、開花こそ例年より1ヶ月早かったが難しい年で、前年の暖冬の後遺症による影響を免れないとか。つまり、ヴァレンティーニのワイン哲学は、温暖化という厳しい試練のなかで鍛えなおされつつある、という印象を受けた。

1632年に創立。自社ブランドでリリースするのは、収穫されたブドウのうちわずか10〜20%程度という厳しさ。残りのほとんどは他の生産者へ売ってしまうし、いい年でなければ造られないことも。比類のない個性を持つ、入手困難なイタリアワイン。
かつて塚原正章は、『料理王国』(1996年6月号)に寄せた記事のなかで、エドアルド・ヴァレンティーニのワインについて、イタリアを代表する「黄金の七人」(ゴールデン・セブン)が造るもっともイタリア的な作品のひとつとして、最大限の敬意を表しつつ、紹介したことがあります。
赤ワインのモンテプルチアーノ・ダブルッツォについては、「広大な畑から選び抜いたモンテプルチャーノ種のブドウから造る、おそらくはイタリア随一の赤。神韻縹渺(しんいんひょうびょう)とした味わいは、まさに神技」、白ワインのトレッビアーノ・ダブルッツォについては、「アブルッツォの圧巻。収量の抑制と自然な造りが、人為的な飾りのない、深い内面性の白をうむ」とまで絶賛いたしましたが、私たちの考え方は今でも変わりありません。ヴァレンティーニこそ、私たちの長いワイン探索の旅程で、「偉大な造り手が偉大なワインを生む」ということを最初に教えてくれた、貴重な存在でした。残念ながら、エドアルド・ヴァレンティーニ氏は2006年に亡くなりましたが、家業は長男夫婦によって立派に引き継がれています。


4〜10月の間はお客様に良い状態でワインをお届けする為、
クール便でお送りしておりますが、近年の大きな気温変動により
春先、3月下旬の春分の日前後、
秋口は立冬前後の11月中旬でも20度近くなる場合は
状況によって期間外でもクール便での発送をお願いする場合がございますので、
ご了承ください。その際にはメールかお電話でクールの有り無し、
発送日、着日の変更等を確認しお届け致します。
生産者からお預かりしている大切な農産物、
極力良い状態でお渡ししたいと思っております。
ご理解、ご協力の程、宜しくお願い致します。

受注メールにて、正確な金額をお知らせいたします。
(送料、クール代の有無を含めた金額をお知らせ致します)

商品到着後速やかに、14度前後の冷暗所(温度は一定に保てるようにしてください)で
保管してください。常温での保存は厳禁です。
抜栓後の保管も14度前後の冷暗所での保管をお願いします。
(ワインセラーが無い場合は新聞紙に包んで野菜室などでも大丈夫です。)


・ 販売価格

13,876円(税込)

・ 在庫数
0個